みえないもの



ホメオパシーの話を BGM に
3歳ぐらいの子のグズグズ。
まわりの子もそのうちキーキー。
キィキィグズグズ、大合唱。


いや、ほんとうは、
お話がメインで
キィキィがバックなのだけれど。


むし暑い日だったし、
窓の開かないビルの一室に
人がたくさん詰まって
人いきれでムンムン。
大人でもグズりそうだったもんね。


ちょうど、みえないもの話のときに
そういうふうになって、
なんだか・・・


我が家のボウズも、
あまり出さない声をだして
グズり気味に。
オッパイをいつもよりたくさん、
ずっと離さずに飲みながら
汗たっぷりかいて寝た。


なんだか気持ち悪いから
寝てしまえ! というふうだったな。


そういうところでもマイペースな
強い子もかならずいるものだけれど。
そして、ニコニコのとある子の腕に
BCG のハンコの跡がなく
お母さんお手製の
おいしそうな、健康に良さそうなお弁当、
モリモリ食べていたのも忘れられない。


子がグズったり、具合がわるいとき、、、
自分の汚れや感情の煮詰まりの現れだ、と
感じることが多かった。
産後すぐから、なんとなくそう思いながら、
悩んだりもしながら育児をしてきた。
近所の育児相談なんかでは
そういう話はできない。


少しずつ、いろいろな人の話を聞きに行ったり
講座を受けてみたりした今、
ますますその思いを強くしている。


最初の子は親を成長させるために産まれてくる、だったっけか、
なんだかそんなような言葉、どこかでみかけて
たまに思い出すんだ。


寝た子の顔をながめて
頭をなでながら
静かな気持ちで、
グズグズハーモニーと
ホメオパシーの話と、
同じ重さで聴いていた。


このご恩は、どうしても・・・
なにかにつなげさせていただくヨ。
そう思いながら。