新鮮がイチバン



切り口が赤くなっていない、
スジも入っていない、
どこにもキズがついていない、
まっしろなキメの細かいナガイモを食べた。
味噌汁にいれて。
半分は、すいとんにして。
ほっこり、品の良い香り・・・
あ~、おいしい。
ありがたや~。


近所に、地場野菜をわけるように売ってくれる
小さな農家さんがいくつかある。
昔はもっとたくさんつくっていた、というふうな
もうご高齢の方が多い。
なくなってしまったけれど、
大きな直売所があって
そこに毎日出していた、という話も聞いた。


基本は週一回の宅配を利用している。
宅配の野菜は、無農薬か減農薬、
肥料もあまり使わないものが多い。
少なくともスーパーの野菜よりは確実に
味が濃くておいしい。
当たり外れはやっぱり、多少ある。
農家さんによって、育て方も味も違う。
くたびれたものに当たってしまうこともある。


地場ものは、農薬や肥料に
すごく気を使っているわけではない。
でも、自分でも食べるものだし、
大量生産ではないから
無茶なことはしていない、というのは確か。
何より、朝とったものだとか、
新鮮なのは間違いない。
収穫してからの移動距離も短い。


宅配も、なるべく収穫したてを手配してくれているはずだけれど
収穫地から箱詰めで運ばれ、仕分けされ、
センターからまた家まで、箱詰めの移動がある。
だからどうしても、その途中で傷んでしまうんだよな。


今日のナガイモは、直売所のすぐ裏でつくっているものだった。
畑が、すぐそこにみえる。
移動に車なんて使っていないものだ。
無農薬無肥料とかよりも何よりも、
新鮮なのがイチバンだなあ、
特に野菜は、イキが良くないとダメだなあ、と
しみじみ、ありがたく味わったヨ。
葉ものやネギ類でよく、新鮮さを感じていたけれど
ナガイモはそれ以上、差が歴然だった。


もうスーパーしかないところには住めない!