ヒマなのだ



年末気分を味わうか、と
わりと歴史ある商店街へ。
八百屋も魚屋も肉屋も、
何軒もならんでにぎわっている。
お正月用の食材で華やか。


今年は子にかこつけて、師走になってから
ツリー飾って、クリスマスソングかけたりして。
22日の冬至には、近所の地場野菜屋さんに行ったら、
ちゃんとカボチャがとってあって、
ユズと焼芋、おまけしてもらっちゃたりして。


そういうアクセントつけて、
気分もりあげて、
また日々の生活に戻るのだ・・・


大手の資本が入って画一的になる街角が多いなか、
学生だった15年ほど前からさしてなにも変わっていないような
まだまだ元気で、くりかえす毎日を楽しめるような商店街。
子と歩いている自分の暮らしを想っていた。


と、そこへ、長蛇の列。
クリスマスの特売? まさかケーキじゃないだろう、と思ったら。


パチンコ店のオープン日だった。
老若男女、赤ちゃん抱っこさんも。


パチンコで生活している人もいるのかもしれないけれど。


このエネルギー、
あっちやそっちやいろいろに、
まわせないものか・・・


にぎわう、昔ながらの商店街脇の現実。