こまかいものをちいさなゆびで



か~ちゃんの持っているものをなんでもさわりたがる。
みせておいてさわらせないとかんしゃく。
さいきんは、かくしたりしても
ちょっとのあいだは覚えてる。


この、覚えている、という恐怖!!
もうそろそろ、ヘタはできんな~。


なんでも、なんだかもっとも詳細な部分を
丹念にゆびでなぞって調べる。
じい~~っと夢中になってるな、と思ったら
しゃぶってるか、こまかいところを調べてるか。


竹のかごはほどいちゃったし、
やぶいた冊子は背のささくれたところをなぞるし、
リモコンの類い、もちろん携帯電話なんか大好き。


電気がついたり消えたり・・・あれっ?
と思ったら、リモコンをがしがしやってた。
で、点いたら
はっ、と驚いてエヘエヘ、
知らぬ間に消して、
また点いたら
はっ、としてる。


電話の子機もとられちゃう。
もうデロデロは何においても、観念してるのだけど
電話はうっかりかけちゃうから油断ならない。
で、ピッピッ、と鳴ると
パチン、と目を見開いて反応する。


・・・
もっともっと刺激が必要かも。
こう、子どもだまし的なおもちゃではなくて。