くたくたブロッコリー



読むこと・書くこと、以外に、
2ヶ月に入った息子のお世話の隙間に楽しめること・・・


それは毎日のこと、おうちゴハン


買物に不自由するのもあって宅配を頼んでいるが、
届いた旬の野菜であれこれ工夫するのと、
それをいただくのが一番の楽しみだ。
弁当づくりも。


いまは季節の変わり目、
今年の冬はとても寒かったりしたので、
出荷できる野菜が限られているようだ。


春野菜はまだ入ってこないし、
冬の根菜類は早めに終了してしまうとのこと。


そんなわけで、旬のブロッコリーが連続して届いた。
茎がとっても立派な、使いでのある青々としたもの。


ゆでるのはせっかくの旬のみずみずしさが
溶け出てしまいそうでもったいない・・・
蒸して食べるだけでもつまらない・・・


というわけでいろいろと試作。
今日はヒット作のメモ。


●洋風<ミニトマトブロッコリーの塩炒め>
 オリーブオイルをたっぷりひいてフライパンを熱したら、
 南のほうから届いた出始めのミニトマト
 4等分ぐらいに切ってまず炒める。
 酸味がほどよくたちのぼってきたら、
 小房にわけたブロッコリーを投入。
 茎の部分も、筋はのぞいて、角切りに。
 まずそちらから炒めて、後で小房を入れる。
 オイルを吸ったトマトの味とからみあってきたなと思ったら、
 塩分をすこし足す感じで味付け。

 たまたまあったハーブソルトを入れたら
 風味がよくて素敵だったけど、ふつうの海塩でも十分。
 お弁当のあと一品、にも、色あいが良くて大活躍!
 シンプルで、旬の味わいがみずみずしいメニュー。


●和風?中華風?<鶏胸肉とブロッコリーピリ辛みそ炒め煮>
 鶏胸肉はひとくち大に切る。
 ブロッコリーはやはり茎も使用。あとは小房に分けて切る。
 浅めの鍋に本みりん(自分は『味の母』愛用)2対醤油1ぐらいの割合でいれ、
 煮立てる。量は、油をひく変わりの感覚で!
 そこへ鶏胸肉投入、いりつけるように中火ぐらいでガンガン熱する。
 香ばしい感じが自分の好みなのでここは手を抜かない。
 肉の色が変わって少し焦げ目がつくぐらいになったら、
 ブロッコリーの茎から投入。味が絡むよう少しいためる。
 小房も投入してまたからめる。


 ここで、ひたひたぐらいの水を足して、ぐらぐらと炒め煮に。
 中火ぐらいで、水をとばしながらからめていく感覚。
 水分の量が半分ぐらいに減るまでぐつぐつ。
 ブロッコリーは、実はクタクタに煮るのも美味しいのだ。
 そこまできたら、酒でといた味噌で味付け。
 輪切りにした赤唐辛子も一緒にね。
 (辛いのが好きな人は、唐辛子はもっとはやい段階で入れた方がいいかな)
 さらに少し水分をとばすぐらいふつふつさせて、味がからんだところで、
 水とき片栗粉をひとまぜ、いちど煮立てて旨味をとじこめたら、できあがり!
 ごはんのお供に最高ですが、お酒のお供にもいけるハズ。
 そして、もちろん、冷めても美味しいので弁当のおかずにもぴったり。


まだまだ色々使えそうなブロッコリーなのでした。
クタクタにしていただくのに夢中!
こういう調理法ならしみ出てきた栄養素も捨てなくてすむしね~。