久々に医者にかかる
医者にかかるというのが
どうしても嫌いでして。
強度の近視で、仕方なく
眼科だけは定期的に通っているが、
ほかはなるべく行かないようにしている。
(そのぶん、色々と気をつけているつもり、、、)
が、しばらく気になることがあって、
一応、念のため行ってみるかー、と
いやいや重い腰をあげて、近所の「脳神経外科」へ。
かかりたいのは「整形外科」だが、
検査の手段をいろいろ持っているところだったので
なにかあってもいっぺんにすむかな、と思って
そこにした。
入口前まであふれるほどの人の多さ。
中に入ると・・・
「リハビリ」待ちの高齢の方が
ずら~~っと並んで座っている。
なにか別世界のようでちょっとびっくり、
キョロキョロして注目を浴びてしまった。
このあたりにこんなに、「リハビリ」を受ける方が?!
みなさま、杖をもっていたりして、
歩きづらそうだ。
でも、表情をみると、穏やかでにこにこしていたり、
目がきらきらしていたりする。
仕事を抜けてきたのかな、というような人や
学生のような若い人のほうが、
なんだかくたびれている。
不思議な光景。
これが「いま」なのかも・・・
ちょっと、はっとさせられてしまった。
結局、気になっていたところは
たいしたことがなく、
たいした検査もせずに済んだ。
一応薬ももらったけれど、
自分の感じていたことと医師の言葉をあわせて
ふんふん勝手に納得した、というぐらいのことだった。
行かないでも時間が経てば治ったかな、
というレベル。
でも、たまには病院も行ってみるものだ。
帰り道、自分の腰がまがっていないか、
首が出ていないか気になり、
背筋をピンと伸ばして前をみてるか、
いつもより意識して歩いていた。