お膳立てな流れなら

今でしょ、ってのがあるのに
抵抗するのが常だったあなたへ。


ほらね。

 


そのときすぐ動いた方が
すんなりなのは
わかっていたのに
それをさけるのは


ハッピーエンド恐怖症、
とでも
言っておきましょうか。


つまり、きっと、
ハッピーエンドのそのさきを
うたがってしまうあなたは


とてつもなく
かなしかった記憶に
つかまった
ままだっただけだ。


どうせ、
どっちだって、
次にどうなるかは
ずっとずっといつまでも
決まっていないんだ。


だから思いきり
ひたればいいんだ。
今、満たされているのなら。