のど飴ひとつ



どこが乾いていて
どこがピリッとして
どこが詰まっていて・・・


のど飴ひとっつ
ゆっくり舐めながら


自分の状態を
ゆっくり
しらべてみる


ゆっくり、ゆっくり、
自分の脳に
情報をおくる


それと同時に


おもいついたことを
次々に流して


ひっかかるところに
気もちをのせる



ごめんね、とか
ありがとう、とか


そういうとき
自然に出てくる
言葉がある



いたわる、とか
いつくしむ、とかは
そこから
ひろがってゆく



のど飴ひとつの
おまじない。



今日は、喉イガの
視点から。