一気にひろがったね



世界が変わった。
言葉も遊び方もうつっちゃってさあ。
おともだちの名前は、
おともだちが自分のことを呼ぶように、覚えるから、
呼び捨てになっちゃったりするんだけどさ。
もぐたんやぶぶたんは、いまや、
そんなお友達の名前になり、
おぶわれたり、家来にされたり、
好き放題つかわれている。


か~さんと一緒に遊んでいた仲良しの子の名前だって、
もちろん、ひとり遊びのときには出てきていたけれど、
ぜんぜん様子がちがうんだよね。
やっぱり、子どもたちだけの世界は、ちがうんだねえ!



そうそう、で、遊びが一番だから、
こまかいことを忘れたりもするみたいね。


トイレにいったあと、「シャツぐちゃぐちゃなっちゃった!」
とか言ってさあ、必ず、か~さんよんで、
ピッチリはき直さないと落ち着かないのに、
どうしてるのかな、と思ったら。
幼稚園では、やらなくていいんだって。
自分ではいているらしい。
「はみだしててもいいの。」
「おうちでは~、おか~さんにやってもらうの!」
なんだって。


というわけで、おうちでは何も気にせず、
言われるがままに、か~さんがやってあげるとしよう。
うふふ。