どんど焼き
極寒。風強し。
点火を待つ間に氷になりそうだった。
その後のたき火は、あたたかい、ではなく、
あつい、だった。
地域の、それなりの規模のどんど焼きで、
つくってかざった正月飾りを焼いてきた。
木の枝にさして焼いたお団子も、いただいて。
竹の飾りもあるから、パチパチ、
ときどき大きな音もする。
風にのって、ゴォ~と、火があがる。
ときどきこうして燃やすことって、必要なんだなあ、
という気持ちで、か~さんは、清々しさを味わっていたけれど。
ボウズは、たしか、どんど焼き参加は・・・3度目か。
でも、神棚まで燃やす、消防隊もくる規模のものはじめて。
自分でつくったお飾りを燃やすのも、はじめてだ。
「だるまさん、まっくろになっちゃった」なんていいながら、
ずっと、じぃ~っとみつめていたけれど、
なにを思ったんだろうね。
先週、ほかの場所のどんど焼きを逃してしまったとき、
「どんどん、どんどん、はやく食べた~い!」といって、
「焼くけど、食べるものじゃないよ、どんど焼きは」
と笑われていたボウズ。
「どんど焼きは食べられない、っていってたけどさ、
やっぱり食べたじゃん。」
帰り道に言っていたのは、それだけだったけどね!