根性あるんだよね



めったなことでは痛み止めやかゆみ止めなんか使わない。
そんな我が家にやってきたボウズの根性に
ホレ直した(?)騒動だったよ。




ゴハンのあと、眠くもなってあたたまってくるころには
そりゃあもう、大さわぎ。
2日目だし、か~さんは落ち着くのを待つ平常心ながら、
この幼子にとって、いったいどのぐらいの不快感なのだろう、
自分は、どのぐらいまで耐えさせるつもりなのだろう、
とこの先を思ったのだった。


と~さんも、ボウズの丈夫さを実感している最近では、
こういうやり方に慣れてきて、
大泣きしてかゆがるボウズにオヤジギャグをとばす。
それをみたボウズがまた、ぴたっ、と泣きやんで
つっこみ返すんだもんなあ~。



子どもにあまり薬を使わない人、
病院に依存しない人・・・、
たとえば、アトピーが重くて、
ひと晩中かゆがるような子がいるのに、
強い薬をつかわないと決めた人たちって、
やっぱり、親子とも、相当な強さがあるよなあ、とも思った。


これまでのボウズの病気なんて、熱と嘔吐と下痢ぐらいだもんね。
湿疹がでたって、かゆみはひどくなかったし。
水疱瘡も軽かったし。
頑固なのは便秘と鼻づまりがあったけど、
1日中の問題でもなかったし。



自分に薬を使わないのは、自分で耐えるだけだから
趣味嗜好でもすむ感じだけれど、
ほんとうに、子の問題となると、
みているほうの心構えが問われる。


これからもたくさん、思考錯誤するだろうけれど、
現時点で、自分自身の方針がどのぐらいシッカリしているのか、
今回の件で、なんとなく確認もできてしまった。


「かわいそう」と思わないこと。
相手を信頼すること。
相手をよくみて、サインを感じとり、
自分の力量で判断しないこと。
頭から頑になにかを拒否したりもしないこと。
これって、こういうことに限ったことじゃない。
今年のテーマ、「ひらいている」ということにもつながる。




それにしてもまあ、こんなレッスンをしにきてくれたボウズは、
少なくとも、と~さんか~さんよりは、
ずっとずっと、肝がすわっている子だよなあ・・・。