泣きべそ自転車、あともう少し



カラダがまたひとまわり、まとまったんだね。
間違いなし。


というわけで、昨日の日記の「ぐるりんぱ」成功にひきつづき、
「自転車のりたい」がでた。
タダで貸してもらえて乗りまわせる公園へ。


はじめはと~さんとふたり。
なかなか戻ってこないのでのぞきにいくと、
案の定、カラカラと、ひたすら後ろ回しにペダルをふんで、
ぜんぜん前に進めずに渋い顔。


乗るのは、3回目ぐらいかな。


キャンプ場でかりたときには、
か~さんはすぐにシビレをきらし、
つきあってやらなかった。
だって、キャンプ場にいったのに
自転車でなんか遊びたくないんだも~ん…。



しかし、昨日の今日なので、か~さんは、わかった。
今のボウズだったら、どうすればいいか。


か~さんに気がつくと、大泣きになってしまったボウズ。


でも、乗りたい。でも、思うように動かなくて悔しくて疲れた。
イメージではすいすい乗れるのに・・・
このカラダが、この自転車という機械が、ついてこないんだよう・・・


そんな感じか。
涙は、思うようにならない、くやし涙よね。
他の子たちが、まわりで、すいすい自由に乗り回している中だし。


ひと休憩してから、またチャレンジ。
そのまえに、芝生に座って、か~さんが足を背後から持って、
左右順番に前にまわす動きをリズムよく練習。
「まえ、まえだよ~」


すぐに楽な後ろにまわそうとして、
せっかく進んでも止ってしまったり、
止ると、前にこぎだすのが大変で、
また泣きべそ。


そのペダルに乗せた足を、芝生のときと同じように
後ろからちょっと押してみると、
やっと「まえ、まえ」ができるようになった。


ついに自転車もこげたよ~。


あとは、まわりに敏感すぎるから、
混んでいる練習道だと、すぐに止まるのが、ね。
かなり離れているところでも、自分にむかってくるような他の自転車を感じて、
よけるようにしたり、動くのをやめたりするんだ。
それがたぶん一番イヤなのね、ということが、よくわかった。


「つかれた」
自分で車庫まで帰って終わりかな、と、その後、
ごほうびにファミリーサイクルで一周すると、
「さいごにちいさい自転車のる」


で、また、泣きべそもかきながら、
半周ぐらいはひとりでこいで、
あと、終わりにするとなれば、
すいすいと車庫まで乗りつけて、
ひと段落つけてオシマイ。



手のひきかたも、手のだしかたも・・・


先が思いやられるなあ(笑)。
そして、か~さんの、これまでの、寄り道ばかりの人生は、
ボウズの育児にはぴったりかもなあ、って気がしてきたよ。
そんなもんか!