ひとの手をかりるとき



身体的にも、精神的にも、
痛みや不調をセルフケアする方法を
た~くさん身につけてきたここ数年。
ちょっとした不調には、
そのときどきのいろいろな要因から、
心身ともに、冷静に意識して対応できることも、
増えてきている。


が。
ひさびさに、吐き気をともなう頭痛に。
しかも、弱点(?)みたいな、
左半身の首・肩・腰・股関節・ふくらはぎ・足首、
といった間接まわりすべてが、イヤ~な痛み。
うう、これは・・・
ふくらはぎからさすってみても、
足湯をしても、温湿布をしても、
内側から起こる感じにまかせて運動してみても、
あんまり状況がかわらない。


しんどいよ~たすけて~、という痛みは、
ほんとうにしばらくぶりで、
考えるアタマも全然はたらかず、
姿勢を変えながら、浅い眠りで一晩あかした。


朝、まだやや深いな胸のあたりをさすりながら、
思いあたるかぎりの原因を思い浮かべ、
しつこいクセのようなものの名残がチラチラして
うんざりしそうになった。


しかしもはや、そこでフテ寝はせずに・・・
「あ、人の手をかりてさっぱりするのはこのポイント!」
とだけ、思い出し、
なんのためらいもなく、すみやかに実行。
そんなときは、どこに何をしにいったら良いかに迷いもなく、
またタイミングよく、適当な場所がみつかったりするもの。


やっぱり、それが最良。
・・・なのかどうかは、わからないが、
そう思えるほどに、一晩寝た後の頭が冴え冴えとし、
カラダも手も、動くうごく!
キータッチも軽すぎてよぶんに打っちゃうぐらい!(笑)
「ワケもわからず依存的に人手をかりた」というしこりも残らず、
強制的になにか剥がしとったような、もみ返しみたいなだるさもなく、
スッキリとしている。
そういうときは、「なんで?」なんて、思わないもの。
ただスッキリした、それでいい、さ、また歩こう、
そんな感じかなあ。


掘り下げるタイミングもあれば、
ただ流れにのるタイミングもあり、
やりたいことは実践して体現することのみで、
いちいち、説明や証明はしたくない。
そういう感じに近づけたみたいでうれしい、
スッキリ頭の朝なのだった。