おにいちゃんたちと先生と遠足

と~さんもか~さんも、いるのに。
慣れて来た、帰り道の最後になってからとはいえ。


「これじゃなくて」とかなんとかいって、
か~さんの手はふりはらい・・・


なじみの親子教室の先生の手を、自分からとって、
ず~っと、ゴキゲンにおしゃべりしながら、歩いていた。
最後の最後、オヤツも食べて眠くなって、
目が1ミリぐらいしか開かなくなったときにも、
その手を離さないまま、無言でなんとか歩きつづけた。


教室ではいつも大人気の先生を、
ひとり占めできてよかったねえ。


ふだん、か~さんと小山歩きしても、誰もほめてくれないが、
悪天候の中、この歳でこれだけ歩けるなんて」と、
誰もがたっぷりほめてくれたしねぇ。
か~さんも、そうなんだ、知らなかった・・・とわかったので、
今度からはもっとほめてあげよう(笑)。


まわりが、小学生のおにいちゃんと大人だけの中、
最年少を満喫したボウズ。
しばらくずっと、歳下の子とばっかり、つきあっていたから、
ひさびさにみせた表情がたくさんあったなあ。


そういえば、女の子がひとりもいないというのも、はじめてだ。
女は、か~さんだけだったもんな。


カゼが流行るなか、欠席者続出で、
そういうことになったんだけど。
雨がふっていても行くのをやめる気がしなかったのは、
か~さんが先生とたっぷり話せるチャンスか!?・・・と思いきや、
ボウズのごほうびデーってことだったかな。


帰りの電車の中では、一番歳の近いおにいちゃんに、
か~さんをタテに隠れながら、ちょっかいだして、
相手をしてもらって、うれしくて手までにぎっていたよ。


そのボウズの姿と、ボウズをみて、かけてもらった言葉で、
もちろん、か~さんも、また励まされたんだけどね。
昨日は、こんなか~さんのもとにきちゃったボウズの宿命を、
ちょっと俯瞰的にかいま見た日になったなあ。