会うたびに違う食卓

ボウズと今いちばんウマが合っている年下の子が
2歳をすぎたあたりから、どんどん一緒に遊べるようになってきて、
どちらも内弁慶の子ということもあって、か~さんたちは、
その遊び方の成長っぷりに、毎回、驚かされている。


昨日は、一緒の食事の時間、
ついにみんなハシを使えるようになったことだとか、
いろいろなものが並んでいても、
ほとんど平和に食べられる様子とか、
でも、どっちかが食べたものを、すぐに欲しがる様子とかに、
いちいち感心させられちゃった。
なんだか、ごほうびもらったみたいだったなあ。



このあいだ二組でじっくり遊んだのはいつだったか。
それほど前ではないと思うのだけれど、
そのときと違って昨日は、
おもちゃを奪いあって泣く、ということが
全くなかった。
昼寝前にちょっとこじれそうになったけれど、
基本的には、大人がちょっとヒントを出せば、
「はい、どうぞ」と、すぐに渡してさあ。
ふたりともね。
おいおい、いつ学んだんだ、か~さん知らないぞ、
って感じだったよ。


今のこの子たちには、気の合った二人で、
大人に見守られながらマイペースで遊ぶということが、
何よりの学びの場になっているのかもなあ。


これまでだと、それでも、やっぱり、
自分以外にもかわいがられる小さな人がいることで、
なにか我慢のようなものを持ち帰り、
寝る前だとか寝た後だとかに
その押さえたものが出ることがあった。
それが、昨日は、まるでなし。
別れ際も、満足しきった、というふうでスマートだったし、
その後疲れすぎてぐずったりすることもなかった。


おかげで、か~さんたちも、
なんだか少しもあわてたりしなくてすむような、
ありがたい一日になったよ。
みんなに無理がなくて、余計な緊張のない、
流れの良いひとときだったねえ。