固さとつながり



なにか外部からの刺激を
「危険」と認識して
緊張する、縮こまる。


脳に刻まれたその「危険」な記憶は、
本質的には全然違う、同じような状況にも
「危険」という判断をくだしてしまう。
反射的に行動とつなげてしまう。


ほんとうは自分にとって良さそうなものごとでも、
その型が「危険」なものと似ていれば、
排除しようと、カラダを閉ざそうとする。
アレルギーみたいに。


その「危険」認識のパターンを解くには、
もう一度、その「危険」を
認識しなおすしかない。


自覚すること。
思考すること。
そして同じことを感じて、味わって、
脳にきざみなおさなくてはならない。



固さが自分の生を邪魔するとき、
その固さをとるべく、
「危険」と同じようなパターンの出来事が、
たぶん、くり返しおこるんだ。
苦しいと思うときは、固さをとるチャンスなんだろう。
こころとカラダを、つなげなおすときなんだろう。