あたたかい、ありがたい

体


冷えていた。


風が冷たい。はげしい雨。
この風にあたるのはマズイぞ、と
せいぜい正面からはあたらないよう
向きをかえてみたりして。


「はやく行って行って！」
遊んでいる中、すみませんが、と
と～さんに出かける段取りを伝えていると
ウルサイから早く行けとボウズ。


ひとり雨の中でかけると、寒くてまいった。
ここ数日、冷えていたということに気づく。
だるかったり、腰が重かったり、の不調に
思い当たるフシはいろいろあれど、
風を受けて、ど真ん中は冷えだとカラダの訴え。


寒い季節とちがって、
パソコンに向かいすぎたりしたあとも、
足湯や温湿布などで養生していなかったもんね。
油断しちゃったよ。
冷えが入って縮まると、気持ちの余裕もなくなる。
ひろがりがなくなる。



背骨に触れられただけで、そのことがバレた。
月１のお手当による充電時間にて。
はい、そのとおり！


油断するということもあり、
気温も気候も安定しない今の季節は
また冷えやすい時期。
冷えの影響を受けやすいカラダということで、
この時期の不調を乗り切るアドバイスをいただく。


オナカにあててもらった手があたたかくて、
泣けてきた。
この短い定期メンテナンスの時間に
泣けてきたのは、はじめてのこと。
お手当後のひと休み中も、
びっくりするほどオナカがあたたかくて、
ありがたい気持ちいっぱいのしっとりさ。


だるくならないうちに、と真っすぐ帰ると
追い払うように送り出してくれたボウズ、
カギの音だけで玄関まですっとんできて、
「おかえり～～」と満面の笑み。
ありがたい、ありがたい。


あたたかさが足りなかったな、
今週の不調は、全体的に。
か～さんは、あったまっていたほうがいい。
カラダもココロも。