おとうさんとあそびたかった
と~さんと一日出かけたら、
はしゃぎまわって疲れているはずなのに、
電車に乗っても寝なかったそうだ。
「と~さんかえってくる?」
楽しい週末明け、ぼんやりか~さんと
近所をぶらぶら散歩しながらぽつり。
「と~さんとあそびたかったなぁ」
「か~さんとあそぼうよ」
「だって、(ぁ~さんと)と~~さんとすきなんだもん」
遊ぶのは、すっかり、と~さんらしい。
午後にはひさびさに、ソファにすわって居眠りしちゃってさ。
起きたら、首が痛かったからというのもあるけれど、
機嫌の悪いこと、悪いこと!
朝だって、と~さんが一緒にスパッと起きてくれたら、
ずっとうたっておどってゴキゲンさん。
その後しばらく、か~さんが家事を続行していても
ひとり、鼻歌で遊びつづけているぐらいだもんね。
ゴハンだって、と~さんと一緒に食べられるとなると、
「の~りしょうゆごはぁ~~ん!! うぇへへふはぁっ!!」
「しょっ、んっしょっ、っしょっ、のりしょうゆぅ!」
なんてまた即興ソングまでつくって、
ただの、海苔醤油ゴハンを大喜びでモリモリ食べたりするしね。
ふんっ。
か~さんなんて、そんなもんさぁ・・・
それにしても、よかったね、と~さん!
と~さん、くたびれて遊びながら居眠りしちゃうことはあるけど、
遊んでいる最中は、ほとんど、自分の用事はしないで
遊びに集中してつきあってくれるもんね。
そのかいが、でているね。