年下の仲良しさんがいると



ふしぎだね。
いつごろから芽生えるのか、
いいとこみせようっていうのか、
めんどうみてやろうっていうのか、
おにいちゃん意識というものは。


まあ大人も、
「○○ちゃんはまだ赤ちゃんだからさ」
「もうおにいちゃんだからねえ」
なんて、しょっちゅうけしかけたりするからな。
しみこませているところもあるんだろうけれど。


「おいで~」「いこお~っ」なんてさ。
超慎重派で、余裕でこなせるはずの段差も
手をつないで昇り降りしようとするボウズが、
ひとりでがんがんやるんだもの、ふふふ。


おかげさまで、その姿をかたわらでなく
遠目でながめることができたよ。
そうしたら、また一段と、足腰も背筋も
しっかりしてきているということがわかった。


そりゃあ、梅見の小山も登れるってわけだ。


散歩や野山歩きは楽しくなりそうだけれど、
か~さんもまた歩けるカラダに鍛え直さないといかんなこりゃ。