オニギリでなく芋だった



今朝5時半の「お芋食べたい!!」ひょえ~泣き。
こんなときに干芋ストックがないよ、と一瞬ひるむも、
芋女のか~さんはすかさず、
レンジでない最もはやくておいしい方法で
たちまち蒸かし芋を用意できたのだった。
中1本食い。笑えた・・・。



***昨晩の、か~さんには涙涙の顛末***


と~さんとのフロ上がり。
いつものように「入って来たよ」報告。
すでに布団に入って待っていたか~さんを
微妙な表情でみつめる。
か~さんやや緊張。



「オッパイ飲みたい」
5回ほど、おだやかな口調で。
と~さん、
「フロあがったから水飲む?
 オッパイはさ、故障しちゃったんだよね?」


「・・・」


「さわるだけ、して寝る。ねんねこうたって。」


「やっぱり、クリスマス。」


「つぎは、ぞ~さん。ちっちゃくね。」
「あとコアラ。」


・・・


「オッパイ治ったら飲むからね」
!!!


 キッパリしたその口調と表情に、
 ごまかしたまま進行してはいけない、
 もう何でもわかるのだから、とか~さんドキリ。
 しかし、しばし考えあぐね・・・


「オッパイ、治るかなあ」
「もうすぐ治るよ」(キッパリ)
「・・・そうか。まだ飲みたかった?」
「もっといっぱい飲みたかったなあ」
「・・・」
「そうか、どのぐらい飲みたい?」
「もっといっぱい飲みたかったなあ」


 やるならば、きちんとせねば。
 昼間に向き合ってちょっと話してみたときは
 もう飲まない、と言っていたけれど…


「オッパイなくなっちゃったら、やだ?」しっかり目をみて。


そうしたら彼は、ささやき声で言った。
目はしっかり合わせ、りりしい表情で、静かに。
「もうおにいちゃんだから自分で寝る」


 母、心の中ではすでに号泣。


「・・・」
「じゃあかあさんさ、みてるね」
「・・・。みてるだけね。手はなしね」
肩においた手はいらないと。


そしてしばらくすると小さな声で
「やっぱりオッパイさわって・・・」


そしてそして、そっと、
ふれるかふれないかぐらいのところで、
ほんの一瞬で、彼は静かに寝入ったのだった。


そう、“ 彼は ”。
もうボウズなんて失礼だ。