ワンコとの触れ合いもひと味ちがう



赤子が産まれたばかりの友人宅へボウズと出かけた。
そこには、ワンコもいる。


妊娠中にもお邪魔してオナカをなでたし、
ワンコとも仲良くなっておいた・・・はずが、
警戒して吠えられたことにビビッて
お邪魔したとたん、ず~~っと抱っこ虫になった。
おっきなオナカから出て来た赤子どころではなくなっちゃって。
か~ちゃんが抱っこさせてもらおうとしたら
「やらなくていいよ!」とダメ出し。
「抱っこは、やらないで!」だってさあ。


最初がまずかった。
吠えられただけでなく、ちょっとどこか
つっつかれたみたいなんだよね。
それでしばらくは、
赤子にボウズにワンコ、みんなが落ちつかず
それぞれに泣いたりわめいたり・・・


でも、やっぱり興味はあるんだ。
といっても、ワンコのほうに。
オヤツも食べてひとしきり落ちつくと
自分のほうからちょっかい出しはじめた。
オヤツをわけてあげようとしたり、
おもちゃを貸そうとしたりね。


そしてまた後じさり・・・
「か~さんところ!」と膝に乗って離れず。
そうかと思えば、今度は
「さわってもいい?」だって。


そこでまたやりすぎて、
指をちょっとかつん、とやられた。
はじめはなんとか平静を保とうと・・いや、
たぶん、わけがわからなくて固まって、
しばらくしてから「うわ~~ん!」。


そんなふうに、追いかけられてか~ちゃんに逃げたり、
ちょっかいを出したり、観察したり、
吠えられて泣いたり、遊ぶ仕草を笑ったり・・・
なんだか、かけ合って、関わろうとしていたよ。


一番好きなのは、散歩。
たぶん、双方とも。
雨あがりのスッキリとした空気のなか、
手綱をもたせてもらって、一緒に歩いた。
けっこうシッカリ持つんだよね。


「また持ちたいなあ。
 ワンワン、いたね!」


おいおい、赤ちゃんはどうした!?


・・・まあ、そんなふうに、積極的に
周囲とかかわろうとしているところ。