はし



とうふがつかめた。
自分のはしで。
正しい持ち方で。


2歳をすぎてから、少しずつ
大人とおなじ持ち方に近づいてきた。
とにかくマネしようとするから
にぎって持つ時期はあまりなかったかな。
うまくつかめなくてかんしゃくを起こす時間が
だんだん短くなってきて、ある日、ふっと
感覚がつかめたみたい。


『おんなじだね』『すごいね~』とほめたおし
ここ2週間ぐらいで急に上達してきた。
いちどうまく食べられると、はやい。


はしなんてなくたって、手づかみでも
食べられればいいんだもんね。
こういうのって、文化なんだよね。
その気にならないのに強制するようなことじゃないというか。
その気になれば、すぐに覚えられることだから
まわりの大人が普通に、さりげなく使っていれば
勝手にそのうち、やるようになるんだと実感。


あと、やっぱり、使いやすいものを
用意しておいてあげることも必要かな。
子ども用、と短すぎたり、太かったりするとダメ。
使う様子をみていて、適当な長さがつかめたので
大人用の細めのはしを切ってみたら
すぐに、使う時間が長くなった。


まだまだ、手づかみやスプーンフォーク入り乱れ
気まぐれ使いだけれど、もうあとは
ほめるポイントを逃さずにそっと見ていればいい。
お弁当をはしで食べられるようになるのはいつかな~。