サトイモの皮は指でむけた



とつぜん、涼しいを通りこして寒い!
煮物やゴロゴロあたたかい汁物が恋しい。
秋ならではの根菜も出てきたしね。


根菜、皮のついたまま料理することが当たり前になってきた。
でもサトイモは・・・あの毛羽立った皮ごとは、
さすがに食べられないと思っていた。
包丁でふつうに皮をむこうとすると結構厚めにむけてもったいないし、
“ 一物全体 ” の考え方の人々はどうしているんだろう、と。


ちらっと参照した本に、包丁の刃をあててこそげる、とあった。
試してみようと、まずはボールで泥をおとすべく水につけ、
うっかりしばらく他の作業に気を取られること・・・15分ぐらいかな?


毛羽立ったところは洗いながらとってしまおうと
指でこするように洗いはじめたら、
そのままスルリと皮がむけちゃった。
ツルン、とした中身がみえた。
そのまま全部、やってみたら簡単にめくれたんだ。
知らなかった・・・。


一番小さいのだけうまくむけなかったから包丁をつかったけれど、
それでも、普通にむくよりずっと楽。
ムダもない感じ。
切ったときのように赤くなってきたりしないし、
煮くずれもしにくく、味しみも良かった。


あんまりおもしろいので触りすぎて
ちょっと手がかゆくなったけどね(笑)。


で、さらに調べたら、、、
食べられるんだ、やっぱり!
揚げると美味しいらしい。
かき揚げのように他のものと混ぜるのも定番らしい。
そしてやっぱり、むかずに普通に調理する人も。


まだまだ、だなっ。
またあらためて・・・
何の知識もなく、はじめて出会ったように
食材を観察することにしようっと。
同じ身近な食材でシンプル料理していても、
そういうふうだと倍たのしくなるからね。