ダンス、ダンス、ダンス



話に夢中になって
うっかり子の存在を忘れていたら
うっかり忘れられるぐらいにおとなしく
じっと一方をみつめて
小刻みに揺れているボウズがいた。


おどる親子たちをみつめて。


たまには腰を浮かせ、腕を振って
目はダンスに釘付け。
そのうち立ちあがって
音楽に乗って動きはじめた。


流れていたのはサルサのリズム。


そうかい、ボウズよ・・・。
もっと踊って暮らそうな!