20年来の友人たちと



20代のはやめに子を持ったか、
30代になってもバリバリ働き良く遊んでいるか、
わりときっぱりわかれている友人たち。
10代の頃からのね。
性格や好みは相当バラエティーに富んでいるのだけれど
ナゼか細々と続いているなが~いご縁。
ちょっと変わった学校の少数派のクラスで、
さらに、すみっこに吹きよせられていっちゃった・・・
というような、そういうご縁だったっけな。
どうだったっけなあ。


そうか、共通点は、食べること&酒好きということかな。
ゴハンも好きとか、都会育ちだけどあまり都会が好きじゃないとか。
面倒くさがりなんだけれどオモテナシは上手とか。


ともかく、久々に、約半年前に結婚した人の新居に集った。
ダンナ様によるおもてなしで、ダラダラと飲み食い。


相方ともどもお互い良く知っている間柄ならではの
絶妙な距離感があって、子連れでも特別感を持たずに会える。
自分は、はやめ子持ちとバリバリ専門職派の中間か。
はじめのころに産まれた子ほど珍しがられないけれど、
はじめから親戚の子のように目を細めてみてもらえる。


少し育ってきたけれど本格的に自我を表現できない今なら、
か~ちゃんもわりとリラックスして飲み食いに参加できた。
でもその感覚が、何故か、ちょっとフシギだった。
子をみながらも、一歩ひいて
それぞれを眺めてしまうような参加の仕方というか。
今回はバリバリ派が優勢だったこともあるか。
生活の違いがまた大きくなったせいかもしれない。


30代になったあたりからは特に、集まるとみんな、
背後にそれなりの闇が感じられるようになったんだよね(笑)。
子持ちは子持ちならではの、
専門職バリバリはそれなりの・・・


そのあたりにも、個性と、最近の過ごし方が
どんどん濃くなって見え隠れ・・・
これが、だんだん酔っぱらってくる夜になると
ポツポツ語りで入ってきたりすることもあったっけ。
そのころには、今の自分は、退散してるから
実のところは聞けずじまい。


短い時間にイロイロ考えちゃった。 
いつもの時間に昼寝できなかった子が
帰りの電車でグーグー寝ちゃって。
ぼんやりまわりを眺めながらね。
日曜日だったから車内にも子連れがたくさんいたり、
おしゃれした同世代もみかけたり、で。


友人達と出会ったころに考えていたよりも
人それぞれ、ずっとイロイロな、違った生き方をしている。
思春期だから悩みが多いというわけでもなく
表面的な形が変わった悩みはむしろ増える一方だったり
それをしまっておく術は身につけたり?


今だから、なおさらなのかもなあ。
産む産まない、とか、体調の心配事が出てきた、とか、
仕事も家庭も、はじめのころとは違う迷いがあって。


そして。
あまり比べなくなったな、自分と他人を、、、
というのが今回の一番の発見。