炊飯器とことん



ほんとうは、米は、食べるたびにタイミングをはかって炊きたい。
が、なかなかそうもいってられない乳幼児の育児中、
不本意ながら、炊飯器の保温時間が長くなってしまっている。


長いあいだの保温は、炊きなおすよりも電力を消費するらしい。
相方の帰りが遅くて、少量を保温しっぱなしのときなんか、
相当あつくなってるもんな。


この電力を利用しない手はないゾ、と。


炊くときに、耐熱容器で子のゴハンを仕込んだり
根菜をのっけたり、というのはよく利用されている使われ方だけど、
ちょっと加熱が強すぎて、蒸しすぎみたいになりがち。


保温中だと、これがなかなか、じんわり蒸す感じで良いのだ。
朝、弁当用にちょこっとつけあわせ野菜なんか、
ゆでずにホイルで包んでポイッ、と入れておくと・・・
他の作業をやっている間に、ほどよく蒸しあがることに気づいたヨ。


冷凍しちゃったパンも、ちょうどよく解凍されて
ふんわりあたたまる。
天然酵母のパンには特にぴったり。
焼きたてみたいにもっちりになる。


相方は平日、あっためなおすゴハンになることが多いけど、
子が寝ているときなんて、ガスも、電子レンジの音も、
結構ウルサイくて気を使う。
そんなときも、メニューによっては
保温ジャーにしまっておいたり、
食べる準備をするあいだ、わずかの時間でも入れておけば
電子レンジ使わなくてすむんだ。


ちょっとした蒸し器だ。
おまんじゅうとか、おやつにもいいかもね。
まだまだイロイロ、使いたおせそうだゾ。