ひいきのパン屋さんがやっぱりおいしかった幸せ



『ぱねとんちーの』さんの店舗にすごくひさしぶりに行けた。
ハード系でないパンの扱いが多い近所のパン屋さんでは
唯一のお気に入り。
お気に入りっぷりは半年ぐらいまえに一度かいたけど。


夏まえだったか、一度、相方に買ってきてもらった惣菜パン、
いつもの感動がなかったんだよな。
たぶん、それ以来しばらく、ご無沙汰してしまっていた。


今回は時間と曜日がよかったのか、すごくたくさんの種類が残っているタイミングで、
もうバカみたいにきょろきょろ、買えるだけ買ったという感じ。


季節もののデニッシュや惣菜パン、
ぬかりのない、食いしん坊的な研究っぷりに
あらためてホレボレ。
つくるのが好き、食べるのが好き、という気持ちのこもった
うれしくなるエネルギーがつまってる。
ひとつひとつ、ていねいなんだ。


スコーンが、新しく出ていた。
こういうパン屋さんにはめずらしく、そういえば、
これまで扱いがなかったんだ。
ウェブページのコメントによると、
“ 誰もが作れる・・とお店に並べたことの無かったスコーンですが・・・ ”
とのこと。なるほど。


カフェなどが自分の好みかどうか、
店の雰囲気(お手洗いも!)はもちろんだけど、
チャイやミルクティ、そしてスコーンでチェックする自分、
わくわくしながらいただいた。
やっぱりこれが、バッチリ。うれしい~~。


良い意味で粉っぽい感じがあって、
でもパイみたいなサクサクっとした食感もたのしめて、
けっして軽くはない、そういうタイプだった。
うんとどっしり、重いのも好きなんだけど、
これはまさに、『ぱねとんちーの』のスコーンだ、という
毎日でも食べたくなる味とボリュームだった。


あいかわらず、手伝ってあげたいぐらい忙しそうだったなあ。
たくさんの種類のパンとお菓子、ぜんぶ手づくりで、
それぞれ素材にあった、違うつくりかたをしていて、
毎日変わらず時間に間に合わせて出す・・・
それがどんなに素敵なことか、思わずにはいられない。
そういうふうに自然に思えてくるお店ってなかなか無い。


たくさん食べたばかりなのに、もうまた食べたい。
ふだんの “ ゴハン ” の域のパン屋さんだった、やっぱり。
良かった。またひいきにしなくちゃ!