産み場所は大事なはじまり
昨日のつづきみたいになる。
ほぼ満足なお産ができたのはもちろん、
母乳で大きなトラブルがないのも、
スリングを怖がらず使えたのも、
そして『○○式』みたいなことにはまらなかったのも、
産み場所が自分にちょうど良かったからだと思う。
以前ちらっと書いた気がするが、
その病院、秋以降の分娩予約を受け付けなくなってしまった。
病院で医師もいるのに
外部のベテラン助産師さんも担当としてつくので、
なかなかイロイロ、難しいのかな。
昔ホテルだった建物で、日本庭園のある階に
産婦人科の入院病室がある。
基本的に、茶室のついた和室が分娩室となる
『ふれあい横浜ホスピタル』だ。
外部の助産師さんとのつながりが深いから
マタニティクラスなどの情報はいろいろと入ってくるし、
積極的に尋ねたらおしえてもらえることも多いし、
たいていの希望は受け入れてもらえる。
それでいて、自然分娩をガチガチに勧めるわけでもなく、
食事や体重の制限などは個人に任され、
うるさくいわれることもない。
歴史の浅い病院で、ほかになかなかないシステムということもあるのか、
事務的な部分などややアバウトな気がしたけれども、
ちょっとぼ~~っとしたぐらいがいい妊娠・出産時には
そのほうが良かった。自分はね。
たまにイライラしてる妊婦さんも見かけたけど(笑)。
同室の方が帝王切開、それでも立ち会いだったし、
術後の処置が終わるまでは
旦那さんが上半身裸になって
カンガルーケアをしていた。
問題がなければ助産院スタイル、
でもそこは病院で、医師も控えている・・・
特に初産で、家族の都合も色々とありそうで・・・
というような人におススメだったのに。
食事だけはどうしても病院食だったけどね。
働いている助産師さんにギスギスした人がひとりもいなくて、
出産の良い方のイメージの雰囲気がほわ~っと漂っているような
ピンク系の空気感がなにより良かった。
妊娠前は自分もほんとに、
女なのに気にかけもしなかったことだけれども、
産む場所は、母子ともに、その後の人生にも影響する
大事なはじまりだと思う。
この産科のシステム丸ごと、どこかが引き継いでくれるとか、
なにかうまくいかないものかな。
横浜の街なか、もとホテルのビル、でも和室で庭園アリ、
それが独特というのもあったから、
おなじ場所で続いてほしいのはもちろんだけどね。
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通りすがりの人の役にたつかもしれないし、と
いつかちゃんとまとめたいと思っていたのだけれど、
あたためすぎにならないうちに
ちょっと書いてみた。