真打披露興行



昨日の夜はまたにぎわい座へ。
桂歌蔵さんの真打披露興行でした。


桂一門、歌丸さん以下、
幸丸さん、歌春さん、の落語と、
漫才、前座の講談という内容。


真打披露口上でみなさま頭をつけて
“歌蔵をよろしくお願いします”
というのをはじめてみた。
もちろん、笑いをとりつつ。
なんだか良いものだ。


落語はやっぱり、声にのせて伝える芸だから、
聴くほうは、引き込まれると
いろいろつなげてイメージするので、
結構、あたまが忙しい。
うまくイメージできると、
体にも感覚があるような感じになる。
落語を好きだとボケないかも、と思ってしまった。


飲んでいい感じになったご年配のかたがた、
ひっきりなしに話していて、
サゲまで語っていた。
男の人の声は低音で響くんだ、これが!
すぐ近くの方の席でやられると、
自分の中にできてきたイメージにノイズが入って
なかなかにストレス(笑)。
かけ声ぐらいにしてほしかったかな。
まあ席が後ろの方だったからなあ。


突然、空いた席に移動してきて
やっぱり大声ではしゃくおじさまとか、
お酒が入るといろいろ。
いっせいに、何人か振り返るのがおもしろい。


でも今度は聴きにいくときは、
前の方の席をとるようがんばろうっと・・・


生で何度かみるとなかなか、
もっといろんな人を観たくなってきてしまって大変。
人によって全然違うもの。
立見のライヴなどに行けない今、
ちょうど良い娯楽なんだな。