国本武春 with ザ・ラストフロンティア
横浜にぎわい座にて、
先月にひきつづき、国本武春氏のライヴへ。
ブルーグラスという、カントリーのような、
それこそアメリカの大衆芸能的(?)音楽と
三味線の出会い!
マンドリン、バンジョー、ギター、ウッドベースに
本家ではバイオリンが入るところを、
国本氏の三味線に変えた5人編成。
すべてアコースティックで、
一本のスタンドマイクによりそって歌ったり、
かわるがわるソロを披露したり。
本家よりの曲では、
三味線がまったく違和感なく
ほかの楽器と調和して響いてくるのにひき込まれた。
浪曲の要素や日本の伝統的なメロディをとりいれたような曲では、
とくに、バンジョーと三味線の絡みが美しくてうっとり。
基本的にドライブ感がある音楽だけれど、
楽器が生なので響きはまろやかだった。
夏の夜にビールでも飲みながら、
親しい人達とへろへろっと楽しみたい感じ。
会場は国本氏にのせられて、
拍手喝采のおおにぎわい。
その福顔っぷりといったら、
中毒になりそう!