言っても、いいこと、悪いこと・・・があるか?



想ったことをすぐにそのまま
何も考えずに口に出す、


・・・としたら、
どうですか?


子どもじゃないんだから?
やめますか。


そうでしょうか?
意外と、その方が、
考えがないぶん、
余計なトゲがなくて
良いかもしれません。


すぐに口に出せないとき、
相手を何か、
低く見積もったり、
ごまかそうとしていたり、
正解でコントロールしようとしていたり、
余計なものを
くっつけようとしていることが
ないでしょうか?


逆に、純粋に
相手のことを想って
口に出せない、
何ていうことなんか、
ありますかね?



指摘する自分に
酔っていたりしたら、
そりゃあ、
口は甘くても、
トゲが刺さるでしょう。


わたし、『は』、わかってる。
そんな区別を匂わせたりして。



みたまま、そのままのこと、
その丸ごとを
表現できることなんか、
そう、ないでしょうよ。


生きてきた歴史なんかが、
どうやったって、
くっついちゃうんですよ。



言ってもいいこと、とか、
言っては悪いこと、とか、
そういう視点は
人を分かちます。



言いたくなったことは、
きちんと、
放ったらいいんです。


どのように放つか、
ちゃあんと、
自覚して意識して、
ですよ。


自分から放ったと、
そのことだけは、
忘れないで。


そして、放ったものは、
その時だけのことにはならない、
続いていくものだということも、
忘れないで。