落ち葉はき礼賛・・・ただし、



秋の最後の仕上げは
カラマツの舞。


細くて黄色い葉っぱが
ぱらぱら、ぱらぱら
ふりつづける。


隙間に入り込んだり
へばりついて
集めにくい。


ゆえに、
ウッカリすると
はまってしまうのだ。


掃いては
落ちてくるので
やめどきも
見極めにくい(笑)


ちょっとやりすぎた今日・・・


それでも
上着がなくても寒くない
晴れた日の落ち葉掃除は

掃いた場所から
道路がすっきりしていって

掃いていないところとの差も
一目瞭然で

なんとも言えない
達成感、爽快感もいただける。


ゆえに、
ウッカリすると
はまってしまう。



カラマツは
細い線みたいで
黄色一色だから
ついつい
猛然と
片づけがちだけれど


色々な種類の
落ち葉のたまった路面は
本当は
美しいこと
この上なくて


こんなに美しいものを
眺めながら
しかめっ面なんて
もったいないな、って

美しい、美しい、と
はき集めるのは

たのしいんだ。



猛然カラマツの今日は
ふと腰を伸ばした拍子に
青空と、わずかに残る葉の
鮮やかな彩りの
プレゼントをもらった。
たいへん、よろしい。


が、そんな風に
たのしめるかどうかは
時間と心持ちの余裕が
関係してくるわけでして。


落ち葉とコンクリート
人の住む場所、
なんてことを
悶々と考えながら
もう暗くなって色もわからない葉を
急ぎ、乱暴に
かき集めるときも
あるわけでして。



愉しめたときには、
お隣さんや
お向かいさんの領域も、
だな、ってのが


本日のまとめ。


・・・
何事も、しかり!