ものを介さないやりとり


ほんとうは
目にみえるものだって
確かかどうか
わからない。


目にみえると
確かな気がしちゃって
よけいに
あやういんじゃないかな。



カタチがあるけどあやふや


そういうものに
まどわされて
いくのかい?


それでも
ずっとカタチにうもれて
ファンタジーをたのしめたら
それはそれとして
すてきかもしれない。


どっちだっていいんだ。


そういうところにいるひとだって
真剣にそこにうもれているなら
わたしは、すきだ


真剣だったら
気が変わったら
やめるのもはやい


だから安心できる



あやふやなものに
あやふやに関わるのは
消耗するんだ


目にみえないけれど
確かなもの


それはたとえば
自分の気もち

気分は気まぐれ
気持ちは長持ち



そういう確かなものを
忘れたくない