旅を続ける?錨をおろす?


心は、もうずっと
錨をおろしている。
とっくに
おろしている。


心は、意識は、
それでも
いつでも
どこにでも
すぐに
飛んでいける。


わかりやすく
関門をクリアして
次の街へ
宝物を探しに
進んでいくような
そういう旅は
たぶんもう
終わっている。


そういう旅に出るのは
今度は
息子かもしれないし
息子はもしかしたら
そういう旅には
はじめから入らない
人かもしれない。


探求の旅には、
きっと
もうでないという

ちょっとした
さみしさを
ともなって


覚悟の扉。
の、ようなものが


いいよいいよ、
ちょっとだけ
待ってもいいよ、
しっかり
さよならいってきなよ、
って

お茶を
すすめて
くれている。



みたいな?


はあ?(笑)