これでいいのだ! これがいいのだ!

少し前から
連続で借りていた小説、
その途中、ふと手に取った
人からプレゼントしてらった小説、

そして
何か物足りなくて
それを、
同じジャンルのもの、
つまり小説で
確かめたくて(きっと)

何がピッタリくるだろう、
と想像していたら


ずいぶん前に買ったものの
開いていなかった小説を
ふと思い出して

あ、と手にとると
ものすごくシックリきた



読みすすめると
なかなかハードで

慣れないカテゴリーの描写に
怯みそうになるものの

今なら大丈夫だ、と
少し休憩しながら読んだ


これを読むためだったのだ、
すべては、とひとり納得

ここのところ読んだ小説の
すべてが、これを読むことの
序章だったように感じた


そしてほとんど
それらのことに
高揚したりはしていない


この感じを現す言葉が
わたしの語彙には
ひとつもみつからない


わたし以外わたしじゃないの

ってホントよく言ったもので
思い返せば
そのテーマのことも
ここのところ
繰り返し書いている


どうやったって
もうわたしは
目をそらすことが
できないだろう、と

こんなに淡々と
しかしゆらがず力まず
納得している
なんてねぇ・・・



いるんだよ、ちゃんと。
だから、会わなくてもいい。

どっちにしたって

その人は
わたしでは、ない。


家族と話したのも
今日はつまり
コレ、これのことだった


すると
まださわりを読んだだけの
専門書的な本の存在が
気になるというもので



わたし、でいいし
わたしがいい

というより

それは
選べない

そのまわりに
静寂をともない

それは
わたしの
中心にある