パイおいし~



たぶん、そうだ。
ついにこのときが来た!


話すようになるまで授乳する楽しみのひとつ、
それは、味の感想が聞けることだと聞いていた。
これまで、いつかいつか、と思って
つい、しつこく尋ねたこともあった。
やや無理矢理うなずかせたりして(笑)。


それがここ数日、どうも自分から
ほんとうに『おいしい』と
言ってくれているみたいなのだ!


飲んでいる最中、急に顔をはなして
か~ちゃんのほうを笑顔でみる。
そして、ほっぺを手のひらでたたく仕草まで入れて
『パイぅんまいよ~ねー』『おいし~』って言うんだ。


はじめは言葉あそびみたいなもんか、と思って
とくに気にもとめなかった。
でも、同時に、ちょっと飲んだだけで
すぐにバイバイ、ということもでてきたんだ。


そのときはおいしくないのか、求めているものと違ったのか
ついクセでパイにしたけど別にいらなかったと気づいたのか。
それはまだわからないけれど。


うれしそうに『おいし~』が出るときはたぶん、
ほんとうにおいしいのでは・・・と。
やっぱり、その行為には癒されるよ。