わかりやすかった本
妊娠という状態がおもしろすぎるし、
妊娠・出産にともなう体のしくみはすごすぎるし、
民俗学的にその歴史を知っても驚く事がたくさん。
妊娠週数がすすむにつれて、
興味はどんどん深まるばかり。
暑い日々も過ぎ去って頭もクリアなので
いろんな情報を読んだり聞いたり
イベントやらに参加したりしている。
そういうことのメモもしていこうと思う。
まずは書籍。
お産に主体的に関わっていくために
導入として、一番具体的でわかりやすかったのはこの本!
- 作者: 河合蘭
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2000/10
- メディア: 単行本
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もう5年前の本だけれど、
“ お産の仕方も病院まかせではなく自分に合ったやり方で ”
という流れがどんどん出てくるなかでの
丁寧な取材に基づいた本だから、古くない。
現場は常に変化し続けているし、一人ひとり体も考え方も違うから、
結局は自分で納得するものを選ばないと満足感は得られない、
という基本の部分がしっかり芯としてある書き方で
とても読みやすい。
はじめての出産だといきなり病院に質問できるほど
イメージが湧いてこないから、まず今まで起こっていることや
どういう選択肢が在り得るのか、ということを知るのに良いと思う。
自分の場合は、インターネットや他の本、
病院をまわったりしてぽつぽつ細切れに仕入れたような事が
順を追って書かれていたので、考えが整理された感じ。
一番にこの本を読みたかったな。
それから、妊婦の運動については、
図やデータがたくさん載っていておもしろかったのがコレ。
図解・マタニティビクス―マタニティビクスの「理論」「効果」「実践法」 (からだ読本)
- 作者: 田中康弘
- 出版社/メーカー: 山海堂
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
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田中ウィメンズクリニックの先生の論文みたいな感じだから、
そういうのに抵抗がある人は読みづらいと思うけど。
そのときは、理論部分はすっとばして、
後半の具体的なエクササイズについてのところを
読めばいい。
妊娠・出産本は観念的なものが多いから、
たまにはこういうのも自分はおもしろかった。
ただこれだけを読んで信じ込むのはちょっとどうか、という感じかな。