龍がいた。川の、上流に向かって。水と龍はよく関連づけて語られる。ああ、というのを、ひとつ、みつけた。じぃっと、でもぼんやりと川の流れをみていた。石があって、流れがわかれたりねじれたりするポイントがある。そこでは水がはねて、細いうねった流れ…
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